買った株を利確しよう!
買った株は売らなければ売却益はもらえません。
株を持っているだけでも配当金や優待がもらえる場合もありますが(配当金も優待もない株もあるのです)どんなに株価が騰がってもそれは含み益であるだけで、株価が急落すれば1日で含み益はなくなる可能性があります。
よく含み益は「絵に描いた餅」などといいますが、私自信も含み益が一瞬で消える様を何度も見てきました。
株の格言にこんな言葉があります。
利食い千人力(りぐせんにんりき)
含み益に喜んでさらに利益を追うようなことはしないで、ある程度で儲けを確定させるのが賢明だ!という意味だそうです。
株は絶対売らなくてはいけないという決まりも、どのタイミングで売らなくてはいけないという決まりもありませんが、やはりある程度の利益がのってきたら利益を確定(利確)した方が後々後悔しなくて済む場合も多いと思います。
というわけで、
株の売り注文を出す!
今回は株の売り方を少し説明してみたいと思います。
株の売り方は、買い方と同じくとても簡単です。
売りたい銘柄を売りたい株価と売りたい株数を指定して注文を出せば良いのです。
これはGMOクリック証券の発注画面で、フェリシモの株を1030円で100株売却したいという注文をしています。
このときの株の状況は1027円で売られている株が500株あるので1030円ではすぐには売れません。
順番待ちをしていれば、いつかは売れるかもしれませんが、絶対売れるというというわけではないのです。
ちなみにこのときの状況だと1021円で買いたいという人はいますが、1021円で売りたい人がいないので売買はすぐに成立しない状態になっています。
今すぐ売りたければ成行注文をして売ることもできますが、その場合は1021円で売れてしまうでしょう。
売却にも手数料はかかるので、買値付近で売ると実は損してましたということにもなりかねないので、注意しましょう!
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売却益には税金がかかります。
株を売って儲けたお金には税金がかかります。
しかも20%も!
給与の場合は稼ぎが少なければ税金がかからない場合がありますが、株の利益はどんなに少なくても利益には20%の税金がかかるのです。
税金は、証券口座を作ったときに源泉徴収ありの特定口座で売買していれば自動的に利益から徴収されます。
配当金も同様です。(20%自動的に税金徴収)
この場合確定申告は必要ありません。
※源泉徴収ありの特定口座で売買→税金は自動的に利益から徴収されます。
※源泉徴収なしの特定口座で売買→年間利益が20万円以上の場合は確定申告が必要になるのでご注意ください。
※源泉徴収なしの特定口座で売買→年間利益が20万円以下の場合は確定申告は必要ありません。
一定の投資金額までなら株の利益に税金のかからないNISAという制度もあります。こちらはあらかじめ開設してある証券会社でNISA口座を別につくる必要があります。 NISAは証券会社によっては手数料もかからないので投資金額の上限はありますが、非常にお得な制度となっています。 普段株はやらないけどNISAだけはやる!という人もかなりいるようなので、株をやるならNISA口座も作ることをおすすめします。 NISAに関してはまた次の機会に説明します。 |
株を売るタイミング
株をいつ売るかという決まりは特にありませんが、投資をしている人は自分でルールを決めて売買している人が多いようです。
例えば・・
- 目標株価に達したら売る
- 損失が広がったら売る
- 良いニュース、もしくは悪いニュースが出たから売る
などのルールが一般的です。
特に悪いニュースで株価は信じられないくらい暴落することがあるので、その場合は株価が戻るまで耐えるというのも一つの手段ですが、被害が広がる前に損切りし、株価が落ち着き始めた頃また安く買い直すという方法をとることが理想と言われています。
ちなみにそれらのルールをうまく守れなかったがために、漫画にも書きましたが、私は今「含み損生活日記」的なブログを書く事になっています(笑)
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