2017年1月３週目のまとめ イギリスとアメリカに振り回された一週間

イベント前で上値の重い一週間

今週前半の日経平均は急落。

イギリスのブレグジット関連でメイ首相の演説が警戒されていたからだそうです。

そして演説内容は今後イギリスはＥＵに未練を残すことなくすっぱり抜ける方向で考えるというちょっと厳しいもの。

ＥＵの単一市場への残留が期待されていたイギリスですがそれはなし！

という結論に達したようです。

しかしそれも事前に覚悟されていたことで、発表があったらあったで株価は反発。

なんか納得いかない今週前半の急落でしたが、騰がればまぁなんでもいいのでそれは気にしないことにしました。

あとはやっぱりこれ・・。

アメリカの大統領就任式！

トランプ発言警戒で株価は金曜日まで下がるんじゃないかと思いましたが、上値の重さはありましたが思ったより平和な値動きでした。

金曜日もプラスで終わったので、これは大統領就任式で大盛り上がり！ドル高で盛り上がって土曜の朝は116円台いっちゃう？なんて思いましたが、思ったほど盛り上がらず、ドル円、先物何もなかったかのようないつもと変わらない値動きで終了してるようです。

ちょっと拍子抜け（笑）

演説ではやたらアメリカファースト、強いアメリカを繰り返し、アメリカ第一主義に突っ走る事を強調していました。

他国への配慮はなし。国民は仲良くしましょうね的な発言はありましたが、アメリカだけが良ければあとはどうでもいいと聞こえて時代錯誤な感じがしました。

大昔の日本の「鎖国」を思い出しましたが・・保護主義こそ国を強くするみたいな事を言ってるようですが、強くなってもみんなに嫌われたら意味ないと思います。

さて、トランプさんの思い通りにいくのかな・・。

大統領令は続々と？

就任と同時に発令すると予告していた大統領令！

いくつか発令されたようですが、朝のニュースではＴＰＰの脱退が発表されていたようです。

あとはオバマケアの見直し。

選挙中にやると言っていたことをただちに発表するとは日本の政治家様たちもちょっと見習った方がいいんじゃないかという素早さです。

でも一人の権限でこんな大事なことをどんどん決めて行けちゃう法律は日本にはありませんしね・・。

アメリカ大統領の権力ってほんとにすさまじいんですね。

それだけ信頼される人物がなるという前提でつくられた大統領令なのかもしれませんが、トランプさんのようにちょっと異色の大統領が生れるということは想定外だったのかもしれません。

この大統領令も今後見直した方がいいかも・・。

他報道で言っていたのはNAFTA再交渉、エネルギー産業規制撤廃なんかも言われてましたがこれは初日に発令されるのかどうかはちょっとわかりません。

事前情報だとメイキシコの壁建設命令も出るんじゃないかと言われてましたが、壁はどうなったんだろう。

オバマケア撤廃は初日からいきなりくるとは思いませんでした。

前大統領への遠慮とかそういうのもないんですね。さすがです。

防衛費の負担問題とかは最近あまり聞こえてこなくなったのでほっとしてますが、これからいろいろ言い出すのかな。

大変な4年間になりそうです・・。

国のトップを国民が選ぶということ・・

日本は首相を直接国民が選挙で選ぶことができません。

アメリカみたいに国民が選べるシステムになればいいのにと以前は思っていましたが、今回の大統領選挙を見てやっぱりそれはだめかもしれないと思い直しました。

国民に人気がある＝優秀な政治家

とはなりえないんだぁと・・。

イギリスのブレグジットもそうですが、国民投票の危うさというのを昨年は実感した1年でした。

やっぱり優秀な常識ある方々にある程度の事を決めていただいたほうが安心して生活できるのかもしれません。

選挙はちゃんと行こう・・。

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